真田広之… 大金星やん! これは喜ばしい栄誉。 しかし配信系、強いなぁ…


前評判の高かった「SHOGUN 将軍」ですが、プライムタイム・エミー賞で主要3部門
(作品・演技[男・女]・監督賞)
独占かぁ…
いやはや、大したものです。


真田広之のスピーチも良かったですね。
先達へのリスペクトを交え、後進へのエールで締める。
お手本の様な名スピーチでした。


この栄誉は間違い無く、後に続く者達への光り輝く一里塚、マイルストーンになる事は間違いない。
真田広之がハリウッドに本格進出したのは40代~ からだったと思うけど、
(確かトム・クルーズの「ラスト サムライ (The Last Samurai)」あたりからですよね?)
日本の俳優もこのあたりの年代は層が厚いので、40代から世界へ… 是非チャレンジして欲しいものです。


それにしても配信系ドラマ、強いなぁ…
ここ数年は配信系が席巻しまくりなのでは?
何年前だったか、確かほんの数年前、5~6年位前くらいだったと思うけど、配信系ドラマがエミー賞作品賞に初ノミネート、みたいなニュースで話題になっていたのを記憶しているけど、その頃はまだ私も、


「配信系ドラマ? そんな局所的な人気しか得られないローカル作品が、メジャーな賞獲れるかぁ?」


なんて思ってましたが、一気に世の中、変わってきましたねぇ。


よくよく考えれば、配信系は世界が相手になりますもんね。
ネットワークとしては(ディズニーとか)数多ある配信チャンネルのひとつ、しかも契約者しか見る事ができないものではありますが…
マスとしては、アメリカ国内~ 日本国内~ といった国単位の対象では無く、対象としては最大の、世界を相手に勝負できる。
そら強くなって然るべきやわ。


私はまだ「SHOGUN 将軍」、観てませんが、作品概要見るに設定としては「ラスト サムライ (The Last Samurai)」に似た感じなのかな?
ガリバー旅行記よろしく、主人公である日本人以外の外国人の目、というフィルターを通して見た日本。
作品としては、その主人公が狂言回し、ストーリーテラー的な役割も果たし、自らも作中で重要な役割も果たしつつ、ストーリーが進んでいく… という展開、なのかな?


昨今、エンタメ界におけるメイドインアメリカの日本モノのクオリティ、凄いですよね。
ゲームで言うと「ゴースト・オブ・ツシマ (Ghost of Tsushima)」とか。
私は、「ゴースト・オブ・ツシマ (Ghost of Tsushima)」は遅ればせながら今年に入ってプレイしたのですが、なかなかド肝を抜かれました。
ゲーム自体久しぶりにやったので尚更だったのですが、


「アメリカがド本気で、ゼニもジャブジャブ投入して日本エンタメを創ると、こうなるんだ…」


と、衝撃を受けましたね。


ゲーム絡みで話を続けると、現在色々と物議を醸している、「アサシン クリード シャドウズ (Assassin’s Creed SHADOWS)」、コレも構図としては「SHOGUN 将軍」「ラスト サムライ (The Last Samurai)」と似たものですよね。
主人公である日本人以外の外国人の目、というフィルターを通して見た日本。
作品の設定として、主人公である日本人以外の外国人と同じ属性の方々(主な視聴ターゲット層)が、その作品世界に没入しやすくなる… という、いい設定なんだと思います。コレ。


私的には、突き抜けたトンデモニッポンに仕上がってさえいなければまあ、いいのかなと。
何故か侍がムエタイで闘ってたり、カンフーで闘ってたり… とかね(笑


「アサシン クリード シャドウズ (Assassin’s Creed SHADOWS)」に関しては、発売前から結構ボーボーと燃えに燃え盛っていて(汗 私個人的にはちょっと残念ですね。
変な所でおかしなナショナリズムみたいなモンを持ち出しても仕方無いんじゃないかなぁ… と思ったり…
ゲームでも映画でも、エンタメ全般何だってそうですけどね、日本の歴史、という題材を、日本以外の国で取り扱ってもらえる、興味を持ってもらえる、ってだけでも有難い話じゃないですか。
反日映画なんかだったらアレだけど、概ね好意的に、リスペクトしつつ描いてくれている訳だし。


思いつくままにダラダラ書いてしまいましたが…
とにもかくにも「SHOGUN 将軍」、真田広之、おめでとう!!


#SHOGUN #エミー賞 #将軍 #真田広之